フィリピン人の失踪率とPOLOの役割
フィリピン人を採用するのはPOLOがあるので大変、というお話をよく耳にします。
でもこれは労働者と雇用者の両方をフィリピンという国が介入して双方を管理サポートしてくれる!
と考えると、むしろ安心材料なんです。
これは失踪率の低さにも反映されています。
最も高いベトナムの約6%前後に対してフィリピンはなんと約0、4%。
この数字から言うと、フィリピン人の雇用は
入り口のハードルは高いけど、入国後の管理は非常にしやすい!
と言えますね。
以下は参考情報です。
2019年 国別失踪率
ベトナム 5801 名/91,710
ミャンマー345名 /6,460
インドネシア339名/15,746
フィリピン65名/13,839
2019年の統計
来日前に母国の送出機関に対して何らかの費用を支払っている技能実習生の 割合は、85.3%となっている。
国籍別でみると、ベトナム(97.8%)の技能実習生について、費用を支払って いる割合が最も高く、カンボジア(97.2%)、中国(96.9%)、ミャンマー(91.9%)、 インドネシア(87.7%)と続き、フィリピン(16.4%)が最も低くなっている。
2支払った費用の総額
支払った費用総額の平均値は52万1,065円となり、国籍別で見ると日本円換算 で高い国から順に、ベトナム65万6,014円、中国57万8,326円、カンボジア57万 1,560円、ミャンマー28万7,405円、インドネシア23万1,412円、フィリピン9万 4,191円となっている。