◆特定技能”飲食料品製造業”に 「スーパーでの惣菜調理」業務追加◆
近年需要の高まる在留資格“飲食料品製造”は、特定技能の中で受け入れ人数最大となっています。 この資格は、飲食料品の製造に特化した技能です。具体的に言うと、飲食料品(酒類を除く)の製造、加工、安全衛生などの飲食料品を製造する過程全般に従事します。
ちなみに「清涼飲料製造業」及び「茶・コーヒー製造業」には、酒類の製造業は入りませんので、酒類と塩の製造以外の飲料・食料の製造業が、特定技能「飲食料品製造業」の対象となっています。
スーパーマーケットがバックヤードで惣菜などの飲食料品を製造・加工する場合、これまでは”飲食料品製造業”の対象外となっていました。
しかし、令和6年3月29日閣議決定した『特定技能の受入れ見込数の再設定及び対象分野等の追加について』の中で、
「特定技能外国人の受入れが認められる事業所を追加し、食料品スーパーマーケット及び総合スーパーマーケットの食料品部門における惣菜等の製造も可能となるよう改正予定です。」
という注釈がつけられています。
惣菜調理・加工等も可能となると業務の幅も広がり、外国人労働者の活躍分野が増えますね。