210万人以上もいるフィリピン人海外就労者(Overseas Filipino. Workers)は
年間350億ドル以上をフィリピン本国へ送金しています。これはGDPの実に10%をOFWが稼ぐ計算です。
この海外で働く人たちはフィリピン移民労働者省(Department of Migrant Workers)により管理サポートされています。
このサポートの中には、フィリピン人を雇用する企業を事前に登録したり、給与を含む雇用条件をチェックして承認することが含まれます。
そしてブローカー(無資格の仲介者)の介在を排除し、フィリピン人労働者から送り出しに関わるの費用の徴収が禁止しています。
この企業登録や雇用条件ほか申請書類の承認に係るのが海外各国にある
移民労働者事務所(Manning and Welfare Office)
フィリピン人を採用するのはDMW(POLO)があるので大変、というお話をよく耳にします。
でもこれは労働者と雇用者の両方をフィリピンという国が介入して双方を管理サポートしてくれる!
と考えると、むしろ安心材料になりますね。
弊社提携の送り出し機関はいずれもフィリピン認定の送出機関(PRA)です。
認定PRAだけがアクセスできるPOEAのサイトにて求人情報を掲載し募集活動を行うことができます。
日本のイメージではハローワーク(DMW)に求人票(MWOで認証を受けたジョブオーダー)を掲載して
募集活動(リクルート)する、といった感じです。
こう考えると、まず①DMWへ企業登録(ハローワークへ企業登録)してから②ジョブオーダーの掲載(求人票の掲載)という順番で手続きしていくことも容易にご理解いただけると思います。
Department of Migrant Workers(DMW・フィリピン移民労働者省)
旧:Philippine Overseas Employment Administration(POEA・フィリピン海外雇用庁)
Manning and Welfare Office(MWO・移民労働者事務所)
旧:Philippine Overseas Labor Office(POLO・フィリピン海外労働事務所)